妊娠で昼間眠い・夜眠れないのはなぜ?
妊娠するとホルモンバランスが大きく変わるように、体調にも大きな変化が生まれやすくなります。睡眠障害もその一つの影響といってよいでしょう。
特にエストロゲンというホルモンの働きが活発化することによって睡眠が邪魔されるとも言われているので、人によっては症状が強く出る可能性は十分にあります。
妊婦の睡眠障害を改善するにはただ、睡眠薬は使えないと思ったほうが良いです。どんなに昼間眠くて夜眠れなくても副作用の影響が懸念されるからです。
睡眠薬はベンゾジアゼピンという成分が含まれていて、これは神経に影響を及ぼします。半強制的に眠りにいざなってくれるので効果は抜群です。
ただベンゾジアゼピンは胎盤を通して胎児に届いてしまうといわれています。赤ちゃんに何かあってからでは遅いので使用を控えるように言われるわけですね。
昼間眠い・夜眠れないという昼夜逆転の生活を抜け出すには、とにかくセロトニンという脳内物質を増やさなければいけません。
赤ちゃんが生まれた後のことを考えると気持ちが高ぶって寝ようにも寝れないかもしれませんが、セロトニンが増えるとそんな悩みも解決できますよ。